Sexy Zoneのケンティーこと中島健人さん主演のドラマ「リビングの松永さん」が1月9日から始まりました。
今回はその原作漫画を読んだ感想を紹介していきたいのですが、その前に・・・
中島健人、Sexy Zoneを卒業のニュースには驚きました。
Sexy Zoneはアルバムを買うくらい好きで、マリウス卒業後のSexy Zone 第2章を引き続き応援していこうと思っていただけに、ここでエース的存在のケンティーの卒業とは・・・。
それぞれ自分の人生があるので、その選択を否定したくはありませんがファンとしては寂しい気持ちを隠せません。
さて、少し脱線してしまいましたが、「リビングの松永さん」はシェアハウスでの女子高生とデザイナーの年の差恋愛を描いた作品です。
登場人物が基本的に皆いい人なので、爽やかな恋愛ものを楽しみたい人にオススメです。
リビングの松永さん 登場人物・ドラマ版キャスト
- 園田美己(ミーコ)/高橋ひかる ヒロイン。17歳。家庭の事情でシェアハウスに住むことになる。明るく素直。
- 松永純/中島健人 デザイナー。27歳。仕事に熱いがゆえに時々口が悪くなるが、根は優しい。美己のことをミーコと呼び、親元を離れたミーコの世話を何かと焼く。
- 北条凌/藤原大祐 医学生。無口でミーコには塩対応。シェアハウスで飼っている猫・サバコに懐かれている。
- 大貫朝子/黒川智花 ネイリスト。美人でシェアハウスのお姉さん的存在。バツイチ。
- 鈴木健太郎/向井康二 バーテン。女好きでしょっちゅう違う女性をシェアハウスに連れ込んでいる。
- 服部あかね/大久保桜子 謎の多い女子。彼氏がいる。
リビングの松永さん 感想
ここからはリビングの松永さんを読んだ感想を紹介していきます。
少女漫画の相手役としてはあまり見かけないタイプの松永さん
松永さんは眼鏡にツーブロックとヒロインが想いを寄せる相手としては、あまり見かけない容姿をしています。
男性は前髪アリ派の私には、松永さんのデザインは最初は少し抵抗がありました。
作者さんも読者に人気が出るタイプではないと思っていたそう。
同じシェアハウスの住人だと知らなかったミーコに変質者と間違われるなど、印象はあまり良くないところから始まる松永さんですが、面倒見がよく、仕事に熱心で、ぶっきらぼうなのも優しさや熱い思いゆえなのが分かってくるにつれ、応援したいキャラクターになっていきました。
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荷ほどきを手伝ってくれたお礼にと、ミーコが作ったカレーを食べて「すげーウマい!!」と笑顔を見せる松永さんにキュンとしたよ。
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怖いと思っていた人が笑顔を見せてくれると嬉しいよね。
とにかく面倒見の良い松永さん
松永さんにお礼ができて安心するミーコですが、スマホを落としたことに気付いて外まで探しに行きます。
どれだけ探しても見つからないスマホに、一人では何もできないと立ち尽くすミーコ。
そこに部屋からいなくなったミーコを心配した松永さんが駆けつけます。
雨が降り始めても木の下にいていいからと捜索を続ける松永さんは、どうしてそこまでと戸惑うミーコに言います。
一緒に住んでんだから ピンチもシェアすんだよ
リビングの松永さん 1巻より引用
いや~、こんなお兄さんがシェアハウスにいたら気になり始めてしまうのではないでしょうか。
スマホが無事に見つかり、今度はなくさないようにとストラップまで買って渡す松永さんはかなりの面倒見のよさです。
その後も一緒にトイレに閉じ込められたり(!)、松永さんが小説の装丁をミーコに相談したりと2人は距離を縮めていきます。
ミーコに恋する凌が健気で切ない
物語中盤には松永さんのミーコへの想いもかなりはっきりしてきますが、そこに大学生の凌が参戦して三角関係になります。
はじめはミーコに塩対応だった凌くんですが、ひたむきに松永さんを想うミーコを見ているうちに惹かれていくんですね。
ミーコの恋を応援したいと言いつつ、ミーコ以外の女の子に興味ないと本人の前で言い切るなど、表現がストレートな凌くん。
クールなキャラのこういうのに弱いです、はい。
ミーコへの想いを自覚してからは、何かとミーコをサポートし、松永さんとのすれ違いに泣くミーコのもとに駆けつけるなど、物語後半は松永さんを押しのけるほどのヒーローぶりを発揮します。
松永さんを好きだというミーコの気持ちが揺るがないとわかっていて、それでも諦められない凌くんの姿に、片思い経験者の私はとても共感を覚えました。
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凌くんがミーコのことをあなたと呼ぶのが個人的に好きです。 ミーコ・松永さん・凌くんの三角関係の着地点は作品の大きな見どころです。
まとめ
30代が高校生の恋愛ものを読むのはきついかなと思ったのですが、絵が綺麗でとても読みやすかったです。
とくに後半の凌くんの頑張りにはグッとくるものがありました。
松永さんが大人であるゆえにミーコとの距離を考えあぐねているもどかしさも作品のスパイスになっていると思います。
本編は全11巻完結済み(12巻は凌くんが主人公の特別番外編などを収録)なので、ドラマと一緒に楽しむのも良いですし、先が気になる人は一気読みもオススメです。
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